鎖で繋いで 錆びて 錆びて
いつの間にかボロボロになって 落ちて
みんなを解放してしまった
一人一人が違う方向へ ふたりで一緒に行く人たちもいた
私はどこへいくんだろ
みんないく場所は決まってますか
聞きたいけど もうあんな遠くに
自分で決めるしかないのかな
だけど、何も考えられない


いつまでもぼーっと座り込んでいると
後ろから肩をたたく
さっきどこかに行ってしまった人
また戻ってきた
でも 少し顔が違う
きらきら光る表情 あったかくて
この人はどんな体験をしたんだろうか
私もなにか感じて 変わって生きたい


少しずつ歩き出した 足を引きずっても
となりに憧れがあるから



フルーツバスケットを読んで思ったこと。