予想を遥かに越えて

この中は居心地のよい場所で

いつまでも寝転がってうたた寝してたいくらいで

いつかは離れてしまう

あなたのことも忘れてしまってた


羽が一つ飛んでしまったら
もうどこにも行けないと思ったし


あなたの

瞼の裏に住まわせた
心のすみかにも
気づかないでいて


弾いたらすーっと音が出た
ギターの音色にうっとりしながら

また眼を閉じた


私の手には収まりきらないくらいの
何かを感じてたのに



やめてしまったらもうもとには戻らない

あなたはもう戻らない